言語科学の百科事典
- 鈴木良治・畠山雄二他編
- 言語科学の百科事典
- 東京: 丸善
- 鈴木 良次・畠山 雄二他編
- 2006
- 4621077333
辞典なので全部は読んでないし、たぶん読まないけど、大変興味深い本です。言語学や周辺領域の重要概念をカテゴリーごとに分類し、それぞれに簡潔な解説を付けています。見開きが1個の項目となっていて可読性にも優れています。全862ページ(索引を含む)で、定価23,000円+税。。値段はかなりしますね。
特定の理論に偏ることなく、バランスの取れた構成になっています。例えば「人文科学編」つまり理論言語学のカテゴリーでは、ミニマリスト理論、HPSG、語彙意味論、認知言語学がそれぞれ下位カテゴリーとして設定されています。普段はあまり関心を持って見ない学派の理論を概観するのにもよいのではないでしょうか。
大枠としてのカテゴリーは次のようになっています。かなり一般化されていて少しわかりにくいですが、目次の後に「言語科学のロードマップ」なる樹形図式が掲載されています。これにより、各カテゴリーが含む下位要素やカテゴリー間の関連性などが俯瞰できるようになっています。あらためて、言語学というのはまさに人間とは何かを問う学問だという感じを受けます。
- 人文科学編
- 教育学編
- 日本語学編
- 社会科学編
- 生物学編
- 医学編
- 工学編
- 人間学編
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